1.07.2017

組み継ぎ本手帳 2017

※PDFデータ配布しています。

昨年、制作した「組み継ぎ本手帳」を1年間使用してみてなかなか便利だったので、今年も制作しました。

デザイン面でのマイナーチェンジをしましたが、基本的には昨年のものとおなじ仕様です。




今回は「羊皮紙」に印刷

説明用紙

組み立て方
1. PDFデータをダウンロード
2. PDFデータを、偶数ページ/奇数ページで両面印刷する(B5サイズ)
3. 説明用紙を参考に、それぞれの紙を2つに折り、A、Bに分けて切れ込みを入れる
4. Bの切れ込みにAのページをくぐらせて、製本する

組継ぎ本参考リンク(詳しい組み立て方など)
組継ぎ本実技(YouTube動画)

◉ダウンロード







12.23.2016

2017年カレンダー

※PDFデータを配布しています。




2016年も終わりが近づき、今年も研究会としての表だった活動がほとんどできなかったことを反省しています。
現在、名古屋(とその周辺)でタイポグラフィを流行らせるために、どうすればよいのか、色々と調査・準備中です。いずれ何かやります。

さて、恒例となりつつあるオリジナルカレンダーを制作しました。
2016年版を1年間自分で使用してみて、改良しました。

デザインのコンセプトは、以下の通りです。

・書体の選定にこだわる
・インテリアの邪魔をしないシンプルで美しいデザインを目指す
・PDFデータ配布のために、プリンタの性能に依存しないデザインにする
・無料配布のカレンダーとして、最良のデザインを目指す

カレンダーというものは、冊子のように束になっているので、壁に掛けるとインテリアを損なう、と常々思っています。どうしても生活感が出てしまうものです。
ですので、ここで配布するカレンダーは1枚ずつプリントアウトして、製本せずに使用する形式を採用しています。キレイに貼れば、インテリアを損なうこともあまりないと考えます。
この方式だと、例えば2ヶ月分を同時に並べて貼りたい場合にも使えますし、張り方も縦にも横にも並べられます。データの用紙サイズはA4ですが、用途に応じて拡大・縮小してもよいと思います。
プリントする用紙も、お使いのプリンタとの相性も考えつつ選んでみると楽しいかもしれません。

仕事場用にA3サイズに拡大して貼ってみました

使用書体については、今回は「彫刻系」の繊細で鋭い書体を中心に選んでみました。

月漢数字  ……光朝
月かな   ……痩金体
月英語・数字……Cochin
曜日    ……花胡蝶
年漢字   ……凸版文久見出し明朝体
祭日名   ……筑紫アンティーク明朝



◉ダウンロード
カレンダー2017(A4サイズ)

※データのダウンロード、プリントアウトはご自由にどうぞ。営利目的の再配布や、印刷は不可とします。データの改変も不可です。

10.28.2016

なのしおり更新    ゴシック体編追加

昨年公開した「なのしおり」、裏面用にゴシック体編を制作し、アップデートしました。両面刷りで、プリンタ出力してご利用下さい。

※「なのしおり」制作の経緯についてはこちら

ゴシック体の選定には迷いました。「世間でよく使われている」「手に入れやすい」「おすすめしたい」の3つの基準から、バランスよく選定したつもりです。

しおりの大きさは文庫本を想定していますので、小さいですが、ゴシック体編も加わったことで、雑誌などにも挟んで使っていただければ、と思います。





◉ダウンロード(PDF)

3.14.2016

『紙手水本Ⅱ』に
「なの帳」掲載

2014年に開催された、神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン展「PLATEAU」の組み継ぎ本コーナーに出品した、日本語デザイン研究会[中部]制作の『なの帳』を、同展覧会図録にあたる『紙手水本Ⅱ』に掲載していただきました。


奥付をみると、本書の制作には戸田ツトムさんと赤崎正一さんが監修されているとのことで、やはり造本・デザインは品質が高く、とても凝っています。特に表紙はすべて活版印刷で、紙の質感とともに、視覚・触覚が心地よく刺激されます。組版校正は、組み継ぎ本考案者の前田年昭さん。こんな豪華メンバーが制作に関わっている本に掲載していただいて非常に光栄です。


『なの帳』は、前田さんの組み継ぎ本紹介ページの写真に大きく掲載され、私を含めた制作者名と、他の組み継ぎ本出品者の名前も記載されています。


本書は、AMAZONでも購入できるようですので、興味のある方は是非手に取ってみて下さい。絵画・イラスト作品や、タイプフェイスデザインなど、幅広いジャンルで質の高い作品が多数掲載されています。

◉リンク(AMAZON)
紙手水本』(新宿書房刊)




1.03.2016

カレンダー2016

※PDFデータを配布しています。
今年もカレンダーを自作しましたので、PDFデータを配布いたします。
昨年のカレンダーを1年間使用してみて改良しました。今年のものは祭日の名称や罫線が入っています。

◉ダウンロード
カレンダー2016(A4サイズ)

1.02.2016

組み継ぎ本手帳

※PDFデータ配布しています。
※P12に「春分の日」が間違えて記載されていました。データを修正しましたので、ダウンロードされた方は差し替えて下さい。お詫びいたします。(1月2日20:19)
テスト制作1回目 この後若干の調整をした

毎年年末になると、どの手帳を使うのか悩みます。
最近は、スケジュール管理はiPhone→Macで行うので、手帳の重要性は以前よりもだいぶ低くなりましたが、ぱっとカバンから取り出して、手書きで書き込める手帳の利便性は捨てがたいものがあります。
とはいえ、気に入った手帳を見つけるのはかなり大変ですし、よいものは当然ながら高いです。
そこで、以前教えていただいた「組み継ぎ本」の技法を使って自作することを考えました。「組み継ぎ本」には以下のメリットがあり、手帳に向いているのでは、と考えました。

・糊やホッチキスなどを使用せず、紙のみで製本できる
・見開きページの開きがよい
・用紙を選ばない。薄い紙でもボール紙でも製本できる
・見た目以上に強度があり、日常の使用にも耐えうる
・コストは印刷・紙代のみなので、安価でできる

数回のテスト出力をして、調整したところ、まあまあのものができました。製本後、角丸パンチで角を取ると、良い感じになりました。
完成版 キンコーズで用紙違いの2部を出力した

データ制作にはけっこう手間がかかりましたが、せっかく自作するので、私なりのオマケページも作ってみました。
下記にPDFデータを配布していますので、興味を持った方は作ってみて下さい。
用紙をこだわったり、表紙をつけてみたり、いろいろなカスタマイズをしてみると楽しいのではないでしょうか。


◉ダウンロード
日本語デザイン研究会[中部]制作 2016年手帳(B6サイズ)
※B5サイズの用紙に、短辺綴じの両面印刷で印刷して下さい。


「組み継ぎ本」の作り方については以前のエントリ「なの帳PDFデータ」および、下記リンク先を参照して下さい。

繙蟠録II[「組み継ぎ本」マニュアル][小冊子の製本スタイルのひとつのアイデア]
前田年昭氏考案「組み継ぎ本」

※今回配布の手帳データは、見開きでB5サイズですが、切れ込みの長さは
Aタイプ……約3mm
Bタイプ……約122mm
で制作してみました。これがベストかどうかはわかりませんが特に問題はなさそうです。


12.22.2015

なのしおり

すっかり更新が途絶えていました。

この1年は思ったような活動ができなかったので、ブログも休止状態に…。
来年こそは、何らかの活動をしたいと思っています。

さて、巷では「絶対フォント感」などという言葉が出てきたり、タイポグラフィ関連の書籍が多く発行されたり、文字に対する関心は以前よりも高まっているような印象を受けます。
名古屋地区でも、文字に関心を持つデザイナーが以前よりも増えたような気がします。
ただ、この地区でタイポグラフィに関するセミナーはほとんどないので「何から勉強すれば良いのかわからない」という人も多そうです。

そこで、以前制作した「なの帳」に続き、「なのしおり」というものを作ってみました。

これは、以前から私がお勧めしている『もじのみほん』(誠文堂新光社)や「なの帳」は、少し持ち運びにくいので、もう少し携帯性に優れた「文字を見分けるツール」があったらよいな、という考えと、私が文庫本を買って読むときに使うしおりで、気に入ったものがない、という個人的な体験から考え出したものです。



これを文庫本に挟んで使うことで、その本の「書体を見分ける」習慣がつけられると思います。習慣化して時間が経てば「フォント感」はある程度身につくのではないでしょうか。

制作にあたって、どの書体を選ぶか、というところで少し悩みました。本来であれば写植書体(石井明朝、本蘭明朝)や、精興社の明朝体、新書も含めるならモトヤ明朝あたりも入れたいところです。

ただ、今回はあくまで「文字好き」のための入口として、手に入りやすくて、多く見かける、初心者向けのチョイスとしました。

下記にPDFデータを配布しますので、興味のある人は使ってみて下さい。
今後、改訂版や見出し用など、展開するかもしれません。

◉ダウンロード
なのしおり(PDFデータ)